業務効率化を組織にもたらすバックオフィス

フロントオフィスを支える管理運営基盤

会社はもちろんのこと、国の機関や地方自治体などの各種組織においては、経費削減が進められています。経費のうち大きな割合を占めるのが人件費です。人件費を削るために、人員の節減が進み、その一方でより利益を上げるために、本業に会社の資源を注力したいと考えます。すなわち、営業部門や開発部門により力を割くために人員を配置します。営業であれば直接仕事を受注してきますので、利益や収益、売り上げなど定量的な結果を示すことができます。また、開発部門は営業が受注してきた仕事を開発し、具体的に製品やサービスという目に見える形にします。顧客に直接接するという意味において、営業や開発はフロントオフィスと言えます。

会社の司令塔としての管理運営基盤

フロントオフィスに対する言葉として、バックオフィスという用語があります。背後にある事務所、すなわち経理、会計、人事、給与、庶務、総務といった組織の管理運営をつかさどる業務です。営業や開発といった目に見える成果を上げる仕事ではありません。しかし、営業や開発が、無計画に企画を進めたり、開発費に多額の費用をつぎ込んでしまったりすると、会社そのものの経営が破綻してしまいかねません。開発や営業が描く夢を現実的な計画に落とし込み、会社組織として収益を上げながら、計画を実現していくためには、管理運営が確立されていなければなりません。それぞれの部門がバラバラに動くのではなく、会社として一つのベクトルに向かうようにし、業務のさらなる効率化を図るためにバックオフィスがあると言えます。

会社の成長に不可欠な管理運営基盤

管理運営は、会社などの組織にとって必要不可欠な部門ですが、収益を直接的に上げることができないために、コスト部門と捉えられがちです。しかし、この管理運営において、会社のコスト削減や業務の効率化を実現します。社員の勤怠管理を行い、特定の社員に業務が集中していないかを把握し、適切な業務配分になるように改善策を実施します。その過程において、アウトソーシングすることで業務時間の短縮やコストの削減につながる業務の外注化を進めたりします。この業務の効率化を図るためにバックオフィスの充実が必要です。バックオフィスの仕事は、開発のように専門的な技術がなくても担当することができます。しかし、総務や経理などにおいて積み重ねてきた経験やノウハウが必要です。コスト部門と位置づけるのではなく、会社の司令塔としての役割があることを認識し、その活性化を図ることが会社の成長の鍵となります。

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